技術者更新講習によるオンロープレスキュー訓練
1級・2級特殊高所技術者は資格の更新講習を受講しなければなりません。(会員規則第12条 特殊高所技術者資格 5項)
講習内容は1対1でのレスキュー技術、役割に沿ったチームでのレスキュー技術を再認識します。
特殊高所技術では、ロープの登高と下降に使う常用基本装備に加え、滑車一個とプルージックコードを通常装備として携帯するよう指導しています。
これはロープにぶら下がった状態で、熱中症などによる要救助者が出た場合、その場にいる技術者だけで救助しなくてはいけません。
レスキュー方法
要救助者の状態やその場所の環境に合わた適切な救助方法を選択する能力が求められます。
- 要救助者を引き上げるべきか、下方へ降ろすべきか。
- 下降最中のか、登高最中のか。
- 自分以外の技術者が今何人その場にいるのか。
他にも様々な条件はありますが、限られた条件下で救助を行うために、年に一度の更新講習で本訓練を定期的に履修することにより、迅速な救助が可能となります。
講習会内容
各級別講習会の内容はこちらからご確認できます。