新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、弊会講習会もアルコール消毒液の設置とマスク着用のうえ、新規2級技術者講習を実施しました。
座学・実技講習を通し、96時間(12日間)で特殊高所技術の基本動作、レスキュー技術を修得します。
座学では特殊高所技術の概要、フェイルセーフの考え方などの基本について、実技では特殊高所技術基本動作である登高・下降・横移動・レスキューの知識と技術について実際に訓練塔を使用した講習を行います。
4日間ほど(講師判断による)は、室内で機材の使い方や登高・下降を繰り返し、ぶら下がる感覚と機材の適切な使い方を理解します。
基本的な機材の使用方法などが、問題なく実施できると講師が判断した次は、実際に屋外の訓練塔(約10m)を使用し支点の構築、横移動などの訓練を行います。
登高の際、体の使い方に苦労していた講習生も、後半の講習に入るころにはキレイなフォームでロープを登っていました。
最終日2日間ほどは、ロープにぶら下がった状態での救助訓練(オンロープレスキュー)を実施し、座学試験に合格すれば2級特殊高所技術者として、1級特殊高所技術の管理監督のもと作業することができます。
講習会内容
各級別講習会の内容はこちらからご確認できます。